アフターサービス
施工中は、ハウスメーカーの営業マンが事細かに対応してくださり、こちらの要望にも速やかに回答していただけたので、非常に良い印象を持ちました。ただ、アフターサービスとなると、一度、居住経過半年後ぐらいに顔を見せられただけでこれと言ったサービスは皆無です。もちろん、それを充てにしていたわけでもありませんし、12年経っても、特段不満はありませんので、一概にこのハウスメーカーのサービスを嘆いているわけではありません。
老朽度具合
やはり12年も経過すると、まず外壁の劣化が気になります。当然、新築直後の眩しいほどの輝きは薄れ、特に我が家はクリーム系の色目にパステルピンク系を混ぜ込んだような可愛らしい外壁でしたので、その色目がすっかりくすんでしまっているのが残念です。さすがに周囲の再塗装されたお宅と比較すると、何とも恥ずかしい姿となっています。ただ、それ以外は特に不満もなく、愛する我が家はまだまだ若々しく、これから何十年も住み続けたいと夫婦ともども思っております。
住んでみて良かった点
純粋な注文住宅ではありませんが、間取りやドア・窓などのレイアウトなどある程度自由に設計でき、素人の私が、方眼紙に書いた設計図を、ハウスメーカーの設計担当の方にお渡しし、正式な設計図に仕上げていただけるという施工過程がありました。おかげで、こちらの要望をほぼすべて叶えていただき、大変良かったと感謝しています。
住んでみて気になった点
300世帯ほどの分譲であったため、下請けの工務店もそれなりに、多数出入りしてらっしゃいました。そのため、工務店の当たり外れはあったかも知れません。と言っても、欠陥住宅とかではなく、壁紙の貼り方の雑なところや若干汚れが目立つところが気になった程度で、それもこちらがチェックした後に、すぐ取り替えていただけました。
アドバイス
良かった点や気になった点でも書きましたが、やはりマイホームを建てるなら、自分が納得した設計にしていただいた方がいいと思います。耐久性などの問題もあり、すべての要望が通るわけではありませんが、じっくりとプロに相談して、描いた自分だけのマイホーム設計は15年経っても、何1つ不自由や不満感じていません。私のような一般人にとって、人生で一度ないし、二度しかない買い物だと思いますので、後悔しないためにも、プロとじっくり話し合われるのがいいと思いますし、そのようなことができるハウスメーカーをお勧めします。そして、引き渡しの場になるまで、何度も現地に足を運んで、どんなに些細なことでも相談するのが一番です。あれこれ自分の中で思いをめぐらせて悩んでみても、相談すると簡単に解決することが案外多いものです。