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建物は決まった価格内で自由に設計ができ、ドアや窓、タイルのデザインなどを選ぶことができました。こだわったのは玄関です。門扉から玄関ドアまでのアプローチを色々な住宅を見ながら参考にしました。洋風の門扉に左右はレンガの門柱を立て、入ってすぐに大きなオレンジ色の大理石風の石型タイルを埋め込みました。2m弱のアプローチから階段を上って屋根付き玄関に至ります。それまでは入って左手にローズマリーの植え込み、右は自由に四季折々の草花を植えることができる二畳ほどの庭を設けました。周りの住宅で土を残している人はほとんど見かけなかったのですが、子供が大きくなったら草花の成長を体感したり、食育の観点から野菜を植える経験をさせたかったので、コンクリートで埋めずに敢えて土を残しました。洋風のアプローチはどんな草花にもマッチします。地植えのおかげか梅雨の時期になると、大きな紫陽花が咲き乱れているのが我が家の自慢です。