青森は北国なので冬は気温がマイナスになることが多くエアコンやストーブが欠かせません。しかしこの家を建てる際、その問題を解決すべく、家全体の床下に暖房をつけたところ、冷え込みがひどい1月にエアコンやストーブをつけなくても暖かく、常に20度前後をたもっています。さらにエコキュートを設置したことによって、電気代が安い夜間にお湯をつくり電気代を抑えるため、オール電化にもかかわらず、1か月の電気料金は10000円前後です。さらに吹き抜けにすることで空気の循環を良くし、清潔な空気感を保っています。窓は冬に凍りつかないよう、雪国仕様のものを取り付け、外からの冷気を完全にシャットアウトする構造になっています。老後のことを考え、階段の幅を広く、一段の高さを低くし上りやすい設計にしました。また、日中にほとんど照明を利用しないよう、日の光を取り入れるまどを複数設置し、昼はとても明るいです。廊下をあえてつくらず、リビングからの移動距離を短くし、利便性を高めました。